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『NEWSを疑え!』第194号(2013年3月21日号)

『NEWSを疑え!』第194号(2013年3月21日号)
【今回の目次】
◎速報:中国美人スパイに落とされたのは元特殊部隊エリート(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎ストラテジック・アイ(Strategic Eye)
◇◆改定しないほうがおかしい日米地位協定
◆相手の機嫌で左右される「運用の改善」
◆もっと手厚くする部分もあってよい
◆日本は米国の同盟観に無知すぎる
◎セキュリティ・アイ(Security Eye)
・南シナ海で中国に逆襲するフィリピンの高等戦術(西恭之)
◎ミリタリー・アイ(Military Eye)
・核トマホークがゼロになった(西恭之)
◎編集後記
・「平時型組織」じゃ機能しない日本版NSC

◇◆速報:中国美人スパイに落とされたのは元特殊部隊エリート

(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)

米ハワイ連邦地検は、米軍の機密情報を恋愛関係にあった中国人女性(27)に漏らしたとして、民間軍事会社員ベンジャミン・ビショップ(59)を、オアフ島の太平洋軍司令部で3月15日に逮捕し、18日までに起訴した。この事件について、以下のことが判明している。

・ビショップ被告は陸軍特殊部隊(グリーンベレー)出身の予備役中佐。
・2009年3月から2012年4月まで軍人として太平洋軍司令部に勤務し、拡大抑止(同盟国に対する攻撃の抑止)の作戦を計画した。
・その後は民間軍事会社員として、太平洋軍司令部でサイバーセキュリティなどの分析を担当していた。
中国人女性は交換留学ビザで入国し、軍事に関する会議でビショップ被告と知り合い、2011年6月から交際した。逮捕されたとは発表されていない。
・2012年11月、当局はビショップ宅を秘密裏に捜索し、無許可で持ち出された機密文書12点を発見した。
・漏洩された機密は、米国の戦略核兵器の配備状況、短・中距離弾道ミサイル発射の探知能力、西太平洋の早期警戒レーダー網の配置、作戦計画など。
・ビショップ被告は今年2月、中国海軍のある資産について西側がどれだけ知っているのか調査するよう、中国人女性に頼まれ、現役軍人であると身分を偽ってその情報を入手した。
・公選弁護人は、「ビショップ中佐は29年間、国に奉仕した」と述べている。
・ビショップ被告は特殊部隊員としてタイ語の訓練を受けた。
・ビショップ被告はフリーメーソン会員。現代の米国では、フリーメーソンは田舎の紳士の団体というイメージが強い。