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『NEWSを疑え!』第207号(2013年5月13日特別号)

『NEWSを疑え!』第207号(2013年5月13日特別号)
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・マッハ5.1!米国のスクラムジェット機が試験飛行に成功
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎編集後記
・嗚呼、海上保安庁!(小川和久)

◎テクノ・アイ(Techno Eye):

・冤罪を生みかねなかったボストン爆破テロでの情報共有

(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)

 5月1日朝、軍民両面で大きな可能性を秘めた極超音速実験機がロサンゼルス沖の太平洋上空で試験飛行に成功した。

 東京・ニューヨーク間を2時間で飛行する旅客機にも、完全再利用型の宇宙往還機にも、そして地球上のどこであっても米本土から迅速で精密な攻撃を行なう兵器にも応用でき、その大きな可能性に注目が集まっている。

 米空軍とボーイング社によると、実験機X-51Aウェーブライダーは5月1日朝、ロサンゼルス北方のエドワーズ空軍基地でB-52爆撃機に搭載され、午前10時55分、高度1万5200メートルで発射された。発射後、X-51Aはロケットブースターによって26秒間でマッハ4.8(秒速1.5キロ)まで加速した。

 その時点でX-51Aはブースターを切り離してスクラムジェットエンジンを作動させ、高度1万8300メートルでマッハ5.1(秒速1.6キロ)に達した。ジェット燃料が4分間で燃え尽きた後も、X-51Aは飛行データを送信し続け、合計6分10秒間、430キロ飛行した後、計画どおり海面に突入、破壊された。


B-52爆撃機に搭載されたX-51Aスクラムジェット機
(5月1日、米空軍撮影)