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『NEWSを疑え!』第252号(2013年11月7日号)

『NEWSを疑え!』第252号(2013年11月7日号)
【今回の目次】
◎ストラテジック・アイ(Strategic Eye)
◇◆産経新聞は「北岡懇談会」を危惧する
◆見出しに「門外漢の政治学者…」
◆安全保障に関する北岡座長の知見
◆自衛隊の適正規模を真正面から問え
◎セキュリティ・アイ(Security Eye)
・盗聴事件がメルケル政権を救った
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎ミリタリー・アイ(Military Eye)
・駐留軍縮小でアフガン復興は頓挫する?(西恭之)
◎編集後記
・秘密漏洩側が開き直ったら…

◇◆産経新聞は「北岡懇談会」を危惧する

国際変動研究所理事長 軍事アナリスト 小川和久

Q:メルマガ2013年9月26日号では、政府が「防衛計画の大綱」を再検討するなか、焦点の「敵基地攻撃能力」について、改めて小川さんの考えをうかがいました。そのとき気になったのは、産経新聞が9月中旬に掲載した「自衛隊で内紛勃発 対中有事めぐり四分五裂」という穏やかならぬ記事です。自衛隊では何が起こっているのか? 今回はこの記事の読み方を教えてください。

小川:「産経新聞が9月16日付けで報じた半沢尚久記者の署名記事は、まず今回の『防衛計画の大綱』改定について、陸上・海上・航空自衛隊の『統合運用』を踏まえた能力評価によって3自衛隊共通の有事シナリオを初めて策定する点が画期的だ、と評価しています」

「しかし、誉めているばかりではありません。記事の狙いは、海自・空自と陸自の齟齬が目立ってきた、制服組(現場の自衛隊幹部)と背広組(内局の防衛官僚)のバトルも始まった、さらに門外漢の政治学者にかき回される恐れがある、といった危惧の念を強調する点にあるからです。小見出しにも、海・空優先で排除された陸、『戦略』つぶしにかかる背広組、門外漢の政治学者も参戦か、などと『自衛隊は大丈夫なのか』と思わせる表現が並んでいます」