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『NEWSを疑え!』第268号(2014年1月16日号)

『NEWSを疑え!』第268号(2014年1月16日号)
【今回の目次】
◎ストラテジック・アイ(Strategic Eye)
◇◆この点に注目、発足した日本版NSC
◆首相の意思で官僚機構を動かす
◆これが国家安全保障局の陣容
◆NSCの必要性を演習で問い詰めよ
◎セキュリティ・アイ(Security Eye)
・日本が南スーダンPKOから学ぶべき教訓
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎ミリタリー・アイ(Military Eye)
・ゲーツ回顧録に出た国防長官と大統領の立場の違い(西恭之)
◎編集後記
・大型機がグライダーのように飛んだ!

◇◆この点に注目、発足した日本版NSC

国際変動研究所理事長 軍事アナリスト 小川和久

Q:国家安全保障会議(日本版NSC)創設関連法案が2013年11月27日、参院本会議で可決・成立しました。自民、公明、民主、日本維新の会、みんなの党など国会の大多数が賛成で、日本版NSCが必要というのは国民のほぼ総意と考えてよいでしょう。12月4日には最初のNSCが開かれ、2014年1月7日付けで元外務事務次官の谷内正太郎さんが事務局長に発令されました。NSCの概要や今後の課題について、小川さんの考えを聞かせてください。

小川:「第265号の編集後記に書いたように、発足直後から日本版NSCは順調に機能し、所期の目的を達成する方向に動いています。南スーダンでPKO(国連平和維持活動)に従事している韓国軍部隊が武装勢力の脅威にさらされ、同じくPKOに派遣されている陸上自衛隊の部隊に対して小銃弾の提供を求めてきた緊急事態に対して、即断即決で銃弾1万発を提供できたのは、まさしく日本版NSCの4大臣会合が機動性と決断力を発揮した結果でした。それまでなら、おそらく武器輸出三原則に抵触するかどうかをめぐって、延々と小田原評定が続けられ、タイミングを逸していたところです」

「そこで今回は、日本版NSCの概要をお伝えして過去の議論のおさらいをするとともに、NSCを実効性のある組織にしていくための課題について述べておきたいと思います」

「これまで当メルマガでは、『日本版NSCにはこんな能力が必要だ』と繰り返しお伝えしてきました。たとえば、次のような特集です。バックナンバーを参照していただければ、理解がいっそう進むことと思います」

国家に司令塔(日本版NSC)がない不幸『NEWSを疑え!』(第28号=2011年7月7日号)
●日本人がイメージする「情報機関」は幼稚だ 『NEWSを疑え!』(第127号=2012年6月28日号)
●「過去の戦争」を戦い、危機管理能力を磨け『NEWSを疑え!』(第200号=2013年4月11日号)
●NSCに関する元防衛省高官の戯れ言『NEWSを疑え!』(第265号=2013年12月26日号)