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『NEWSを疑え!』第275号(2014年2月10日特別号)

『NEWSを疑え!』第275号(2014年2月10日特別号)
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・佐世保に新型揚陸艦がやって来る
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎編集後記
・女性初の首相秘書官の本当の任務(小川和久)

◎テクノ・アイ(Techno Eye):

・佐世保に新型揚陸艦がやって来る

(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)

 米海軍は2月6日、長崎県の佐世保基地に配備している艦船のうち、最も古いドック型輸送揚陸艦「デンバー」に代えて、新型のサン・アントニオ級ドック型輸送揚陸艦「グリーン・ベイ」を来年2月に配備すると発表した。サン・アントニオ級は、米海軍の揚陸艦としては強襲揚陸艦の次に大きい。主な任務は、海兵隊の着上陸の手段であるMV-22オスプレイ輸送機、エアクッション型揚陸艇(LCAC)、水陸両用車を輸送することである。



ドック型輸送揚陸艦「グリーン・ベイ」(米海軍撮影、2011年)

「デンバー」はオースティン級ドック型輸送揚陸艦の6番艦として、1968年に就役し、2008年に佐世保に配備された。同型艦は、12番艦(最終艦)「ポンセ」が2012年に改造され、小規模の戦力を陸上へ投入する「前方海上中継基地」となったほかは、全てが米海軍から退役した。



今年退役するドック型輸送揚陸艦「デンバー」(米海軍撮影、2010年)

 サン・アントニオ級ドック型輸送揚陸艦は、2006年に1番艦が就役しており、佐世保に配備される「グリーン・ベイ」は、2009年に就役した4番艦である。

 ドック型輸送揚陸艦という名称は、海兵隊の上陸部隊と物資の海上輸送力を重視し、そのスペースを確保するため、ウェルデッキ(ドック式格納庫)の大きさが制限されたことを表している。オースティン級の場合、乗員420人、上陸部隊900人と物資を積み込んで、艦尾のウェルデッキにLCAC 1隻、LCU型上陸用舟艇(全長41メートル)1隻または水陸両用車24両、飛行甲板にCH-46中型ヘリコプター6機を搭載すると、満載排水量1万6914トンとなる。