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『NEWSを疑え!』第298号(2014年5月1日号)

『NEWSを疑え!』第298号(2014年5月1日号)
◎ストラテジック・アイ(Strategic Eye)
◇◆普天間移設――辺野古の建設費は高すぎる
◆比較すればわかる「飛行場の相場」
◆業者主導で価格が決まる
◆米ゼネコンは軍用飛行場を1年半で建設
◎セキュリティ・アイ(Security Eye)
・米軍は北朝鮮発のパンデミックに備える
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎ミリタリー・アイ(Military Eye)
・中国も海底から潜水艦を監視するというが…(西恭之)
◎編集後記
・日本国憲法を違った角度から眺めてみる

◇◆普天間移設――辺野古の建設費は高すぎる

国際変動研究所理事長 軍事アナリスト 小川和久

Q: 2014年4月27日、沖縄市長選が投開票され、元自民党県議の桑江朝千夫氏(自民・公明推薦、民主・維新支持)が当選しました。12月までに沖縄県知事選も予定され、今年は米海兵隊普天間飛行場の辺野古移設問題が大きく動きそうです。そんななか、この3月には移設先の辺野古飛行場の総工費は3500億円以上、という話が出てきました。今回は、これについて考えを聞かせてください。

小川:「実は、名護市辺野古に新しく建設する飛行場の『総工費』を日本政府が公表したのは、今回が初めてです。これまで政府は、沖縄県に提出した書類などで、埋立工事費だけについて約2311億円としてきました」

「きっかけは3月13日、参議院外交防衛委員会における藤田幸久議員(民主党)の質問です。答弁に立った小野寺五典・防衛大臣は、滑走路や管制塔その他の建設費や環境整備費などを含めた総工費が少なくとも3500億円以上と見込まれることを、初めて明らかにしました。この政府答弁を引き出したのは、藤田幸久議員のお手柄です。藤田さんのブログ記事と『琉球新報』の記事を引用しておきましょう」

【資料1】民主党・藤田幸久議員のブログより

参議院外交防衛委員会で質問
2014年03月13日(木)

13日は、参議院外交防衛委員会で主に防衛大臣に質問しました。冒頭で、3年前の東日本大震災で10万人以上の自衛官が援助活動で活躍されたことにお礼を申し上げました。そして、福島原発事故後の自衛隊ヘリによる注水活動に際して、自衛官からの要請もあり、私が死亡の賞じゅつ金(弔慰金)を6千万円から9千万円に上げてもらうよう北沢防衛大臣に要請して、引き上げを認めてもらったことを報告しました。後には、ご遺体処理活動の日当が1日1千円だったものを、4千円近くまで上げてもらいました。

質問は普天間基地の移設案についてです。質問の結果以下の点が明らかになりました。 (1~3は略)
4 辺野古の埋め立て工事費用は約2311億円とされているが、飛行場を含む全体の工事費はどの程度かと質問したところ、最低3500億円と大臣は答弁した。これまで検討された辺野古以外の主な代替施設案の想定される工期と建設費を質問したが、大臣は答弁を避けた。私は普天間と同規模の静岡空港は、1900億円。シュワブ陸上案は3000億円、埋め立て方式のホワイトビーチは1兆円とも言われ、3500億円の想定は低すぎ、辺野古案は相当な予算額になるのではないかと指摘した。
(5以下は略)
(http://www.y-fujita.com/blog/katsudo/9625/)