『NEWSを疑え!』は有料メールマガジンコンテンツです。バックナンバーは会員登録をされた方のみ読む事が出来ます。
  • 会員登録をされていない方は「購読する」ボタンより購読手続きを行って下さい。
  • 購読する

  • 会員の方は枚ページログイン後「バックナンバーを読む」ボタンよりお読みいただけます。
  • バックナンバーを読む

『NEWSを疑え!』第299号(2014年5月8日号)

『NEWSを疑え!』第299号(2014年5月8日号)
◎ストラテジック・アイ(Strategic Eye)
◇◆半世紀前、自衛隊はやんちゃだった
◆小銃を持って横須賀線に乗る
◆60年安保直後、自衛官への拒否反応なし
◆やってしまった郷土訪問飛行
◎セキュリティ・アイ(Security Eye)
・妥協する米国は信頼できない同盟国か?
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎ミリタリー・アイ(Military Eye)
・米国がロシア領空を監視飛行している意外な現実(西恭之)
◎編集後記
・台湾で明石元二郎の墓に参る

◇◆半世紀前、自衛隊はやんちゃだった

国際変動研究所理事長 軍事アナリスト 小川和久

Q:今年のゴールデンウィークは例年より短く、休みも楽しみも、ややものたりなかった。まあ、そう思うのは私だけかもしれませんが。このあたりで、たまには自衛隊の思い出話をいくつか聞かせてください。

小川:「2014年3月21日、私は横須賀にある陸上自衛隊高等工科学校の卒業式に行きました。いわゆる少年自衛官(少年自衛官制度は2012年3月までで終了)が教育訓練を受ける学校で、私の母校でもあります。私は第7期生ですが、今回卒業したのは第57期生。私は51年前に卒業したわけです」

陸上自衛隊高等工科学校
http://www.mod.go.jp/gsdf/yt_sch/

●2013年(第56期生徒)の卒業式風景
http://www.mod.go.jp/gsdf/yt_sch/jyouhou/3gatu/sotugyousiki.JPG

小川:「この卒業式に、今回初めて、防衛大臣が臨席しました。それまでは陸上幕僚長が出席すればよいほうでした。陸上自衛隊だけでなく、海上自衛隊、航空自衛隊の幹部候補生学校でも、防衛大臣が出席することは、滅多にありません。防衛大学校の卒業式だけは、内閣総理大臣と防衛大臣が出ることになっています」

小野寺五典・防衛大臣は今回、自らすすんで出席しました。裏話をすれば、岩田清文・陸上幕僚長が陸自高等工科学校の卒業式に出席すると話したら、小野寺さんは『僕は行っちゃいけないの?』と言ったそうです。小野寺さんの政策秘書のダンナさんが高等工科学校出身とのことで、秘書から少年自衛官制度のことを聞いていたのかもしれません」

Q:その卒業式、陸自関係者以外にはどんな人が招かれるのですか?

小川:「小泉進次郎さんは、地元の国会議員(現・内閣府政務官)だから、必ず筆頭で来ています。横須賀市長のほか、今回は副知事も出席しました。しかし、いつも感心させられるのは小泉さんです。毎回、すばらしいスピーチをする。3月24日号の編集後記にも書きましたが、今回は卒業生289人のうち4人が自衛隊に進まなかった(1人は防衛大学校進学に向けて受験勉強、3人はほかの道を選んだ)。小泉さんは、この4人を励ましてスピーチを締めくくりました。4人を含む全卒業生が手を取り合って日本の国の安全に力を尽くしてほしいという、熱い思いが伝わってくるスピーチでした」