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『NEWSを疑え!』第301号(2014年5月15日号)

『NEWSを疑え!』第301号(2014年5月15日号)
◎ストラテジック・アイ(Strategic Eye)
◇◆集団的自衛権で露呈したマスコミの劣化
◆NHKの報道はステレオタイプ
◆朝日新聞よ、お前もか
◆何のために専門家を取材するのか?
◎セキュリティ・アイ(Security Eye)
・中国の反腐敗闘争は外国情報機関にチャンス
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎ミリタリー・アイ(Military Eye)
・大規模戦争を意識した?米国防予算(西恭之)
◎編集後記
・中国の狙いを示す機関砲の角度

◎テクノ・アイ(Techno Eye):

◇◆集団的自衛権で露呈したマスコミの劣化

(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)

Q:安倍晋三政権が、憲法解釈を変更して、集団的自衛権の行使を容認する方向性を打ち出し、さまざまな議論が沸騰しています。小川さんもさまざまなマスメディアから取材を受けたことと思います。今回は、メディアによる集団的自衛権の取り上げ方について、考えを聞かせてください。

小川:「どの分野もそうですが、日本の議論には、戦略というか原理原則、『そもそも論』が抜け落ちがちです。個別テーマに始まって、細部をいじくり回し、専門用語をもてあそんで終わってしまう場合がほとんどです。そんな『戦略なき戦術論』に終始するから、世界の誰が聞いても『なるほど』という話にはならず、大向こうをうならせる絵も描けません」

「集団的自衛権をめぐる議論を、国会もマスコミも延々とやっていますが、同じことがいえますね。まず、日本のメディアに典型的な集団的自衛権の取り上げ方の例を、テレビから一つ紹介しましょう。2014年4月12日午後9時00分~10時29分に放映されたNHKスペシャル『いま集団的自衛権を考える』です」

「事前の番宣のキャッチコピーは、『いま政治テーマに浮上してきた「集団的自衛権」。集団的自衛権の行使容認は必要か否か? 憲法解釈を変更することの是非は? 政府の代表、憲法と安全保障の専門家が徹底討論』というもので、出演者は、礒崎陽輔(首相補佐官),北岡伸一(安保法制懇座長代理),豊下楢彦(関西学院大学教授),宮崎礼壹(元内閣法制局長官),森本敏(元防衛大臣),柳澤協二(元内閣官房副長官補)の各氏でした」

●NHKスペシャルサイト
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/0412/

小川:「gooテレビ番組サイトのTVトピック検索に載った番組概要は、次のようです。長くなりますが、リンク切れの場合を考えて引用しておきます。誤植(明らかなものは修正済み)や日本語としておかしな箇所もありますが、およその内容はつかめるでしょう」