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『NEWSを疑え!』第358号(2014年12月22日特別号)

『NEWSを疑え!』第358号(2014年12月22日特別号)
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・米海軍、無人艦載ヘリを大型化
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎編集後記
・沖縄米軍基地をめぐる数字の見え方(小川和久)

◎テクノ・アイ(Techno Eye):

・米海軍、無人艦載ヘリを大型化

(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)

 2020年代後半の米海軍は、戦闘艦艇308隻の6分の1を、沿海域戦闘艦(LCS)と小型水上戦闘艦(SSC)が占めることになるが、この二種類の艦艇の能力は、搭載する無人ヘリの能力にかかっている。

 しかし、配備中のMQ-8B無人ヘリは小型機ゆえの限界が明らかになっており、それを補うMQ-8C無人艦載ヘリの開発が進められている。

 沿海域戦闘艦(LCS)の有事の任務は、対艦ミサイルの脅威が低い海域で、機雷、ディーゼル潜水艦、高速艇といった非対称的な脅威(米軍にない戦力)を捜索し、排除することである。

 米海軍は単胴型のフリーダム級と三胴型のインディペンデンス級を並行して調達している。両方とも満載排水量3000トンで、MH-60R/SヘリとMQ-8B無人ヘリを2機ずつ搭載できる。両級ともすでに2隻ずつが就役し、さらに8隻ずつが発注されている。当初は52隻の調達が計画されていた。


沿海域戦闘艦(LCS)フリーダム(左)とインディペンデンス

 機雷、潜水艦、水上艦艇という3種類の脅威に対し、モジュール化された兵器システムを数日で換装することによって、船体の運用と兵器システムの整備を効率化できるというのが、LCSの最大のキャッチフレーズだった。しかし、任務別モジュールの開発が遅れたうえに、海外派遣中のモジュール交換には最大29日もかかることが明らかになり、国防総省はLCSの調達を32隻で打ち切ることになった。