- 『日本人が知らない集団的自衛権』 はじめに
小川和久 軍事アナリスト、静岡県立大学特任教授
『日本人が知らない集団的自衛権』(文春新書)が尾崎行雄記念財団の「ブックオブザイヤー2014」に選ばれました。
この本が広く読まれるほどに日本の平和と安全が向上すると確信しています。
小川和久『日本人が知らない集団的自衛権』(文春新書)
「安倍首相の行使容認は正しい」「問題は中身だ」というスタンスです。
帯には、「間違いだらけの政治家、官僚、マスコミ世論を一刀両断」とありますが、イデオロギー的な立場を問わず、日本人がいかに外交・安全保障・危機管理を苦手としているか、象徴的な事例を通じて、これからの法制度の整備に関する課題を指摘したものです。
【主な内容】
はじめに なぜいま集団的自衛権なのか?
第1章 集団的自衛権とはなにか?
第2章 日本の安全保障をゼロから考えよう
第3章 政治家と官僚の無知が自衛官を殺す
第4章 亡国の「マスコミ世論」
第5章 「歯止め」としての集団的自衛権
おわりに フレデリック・フォーサイスの警告