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『NEWSを疑え!』第383号(2015年3月30日特別号)

『NEWSを疑え!』第383号(2015年3月30日特別号)
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・米海軍は無人艇による安価な対潜作戦を開発
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎編集後記
・航空事故は「一事が万事」で防止(小川和久)

◎編集後記

・航空事故は「一事が万事」で防止

 ドイツ格安航空会社ジャーマンウイングス機の悲惨な事故が発生し、それも副操縦士の自殺行為が原因とあっては、言葉もありません。

 9.11同時多発テロ直後からコックピットのドアは耐弾性のものになり、外からは簡単に開けられなくなったのですが、今回はそれが裏目に出て、コックピットに戻ろうとした機長が閉め出され、なすすべもなく墜落してしまったのです。

 コックピット内に一人のパイロットしかいない危険性、つまりパイロットが故意に航空機を墜落させたり、テロや犯罪目的で操縦する危険性については、必ず客室乗務員をコックピット内に入れて、パイロットが危険な行為をしにくくなるように監視することが、特に米国などでは実行されてきました。

 しかし、ヨーロッパの航空会社ではそれを不要とする傾向もあり、今回の悲劇を招いてしまったとも言える面があるようです。

 コックピットにパイロット一人しかいない状態が許されてきたことは、航空安全の視点からいうと「気楽に考えすぎている」と指摘せざるを得ません。航空機は、飛行中に事故に至れば、墜落して多数の死傷者を出すことを前提に、安全対策が厳格にとられる必要があるからです。

(小川和久)