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『NEWSを疑え!』第439号(2015年10月29日号)

『NEWSを疑え!』第439号(2015年10月29日号)
◎ストラテジック・アイ(Strategic Eye)
◇◆ 難民問題は「他人事」ではない
◆ 戦略的に難民を受け入れるドイツ
◆ そもそも難民認定とは
◆ 日本も行動する余地はある
◎セキュリティ・アイ(Security Eye)
・ 南シナ海航行をためらったオバマ政権
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎ミリタリー・アイ(Military Eye)
・ 中国海軍を封じる滑空機雷(西恭之)
◎編集後記
・ 知事はウソをつかれている

◇◆ 難民問題は「他人事」ではない

Q:2015年9月2日、トルコのビーチ・リゾート、ボドルム近郊の海辺で幼児の溺死体が撮影され、ソーシャルメディアで世界中に広がりました。各国メディアも、幼児はトルコからギリシャを目指すボートに乗ったシリア人難民だったと大々的に報じ、難民問題が大きく動きましたね。今回は、この問題を解説してください。

小川:「報道によると、赤いシャツに紺色の半ズボン姿で砂浜に打ち上げられた姿を撮影された男の子はアイラン・クルディくん(3歳)。内戦で混乱するシリアのトルコ国境に近い町コバニから家族とともにトルコに逃れたクルド人です。コバニではこの数か月、イスラム国(IS)とクルド人武装勢力の激しい戦闘が続いていました」

「アイランくんの家族たちの一行は、ボートでトルコからギリシャのコス島を目指し、最終的にはヨーロッパにたどり着こうとしていたのです。ところが、長さ15フィート(約4メートル半)のボートに大勢が乗りすぎて転覆。アイランくん、5歳の兄ガリプくん、母親のリハンさんが死亡し、助かったのは父親のアブダラさんだけでした。ボドルムを出た2隻のボートに計23人が乗っており、うち12人の死亡が確認されました」



(小川和久)