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米国で続々登場する再使用型ロケット『NEWSを疑え!』

『NEWSを疑え!』第463号(2016年2月1日特別号)
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・使用済み核燃料の最終処分に展望
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎編集後記
・続報 B-52は「核爆弾」を搭載しない(小川和久)

◇◆ 米国で続々登場する再使用型ロケット

 米エネルギー省は原発の使用済み核燃料と高レベル放射性廃棄物の最終処分を、地下数百メートルの岩塩層および深さ4800メートルの立坑への埋設(地層処分)によって行う方針を明らかにした。岩塩層は米本土に広く分布しており、深さ数キロの地層処分の安全性は、米本土ではほとんど地域差がない。それゆえ、米政府・議会が候補地を選んで立地を要請する必要はなくなり、州・自治体の立候補に基づく立地が実現すると期待される。

 同省はネバダ州ユッカマウンテン核廃棄物処分場の建設計画が中止に至った教訓を取り入れ、2013年1月、『使用済み核燃料と高レベル放射性廃棄物の管理と処分のための戦略』において「同意に基づく立地」という方式を提案した。

 米議会は1987年、原発の高レベル放射性廃棄物を地層処分する施設の候補地を、ユッカマウンテンだけに絞った。原発のないネバダ州は、全米の原発の廃棄物が埋められることに反発した。上院民主党トップ(院内総務)に就任したハリー・リード議員(ネバダ州)の政治力の効果もあって、オバマ政権は2009年に建設計画を中止した。



(小川和久)