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米国向けコンテナの保安検査費用が高騰する

『NEWSを疑え!』第508号(2016年7月25日特別号)
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・米国向けコンテナの保安検査費用が高騰する
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎編集後記
・海兵隊を知らない人が普天間問題を動かしている!(小川和久)

◇◆ 米国向けコンテナの保安検査費用が高騰する

 米国の税関・国境警備局は、テロ組織による核兵器等の密輸を防ぐため、2018年以後、米国へ運ばれるコンテナを、海外の積出港で放射線線量計とX線撮影によって全量検査することを、議会と国土安全保障長官に義務付けられている。米議会予算局は、その費用が現在の抽出検査の費用よりも桁違いに大きく、10年間で220-320億ドル(2.3-3.4兆円)に上ると試算しており、そのうちどのくらいの割合を船会社への課金によって賄うことになるのか注目される。

 アジア諸国などの工業製品の対米輸出が成り立っているのは、年間のべ1200万個のコンテナが巨大な船で米国へ運ばれ、鉄道とトラックに素早く積み替えられて、消費地へ運ばれることによって、輸送費が圧縮されているからである。


世界各地から米国へのコンテナの流れ(2014年[1])



(小川和久)