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公表されたイギリスのイラク検証報告

『NEWSを疑え!』第509号(2016年7月28日号)
◎ストラテジック・アイ(Strategic Eye)
◇◆ 公表されたイギリスのイラク検証報告
◆ 軍事行動は最終手段ではなかった
◆ 辻褄だけは合っていた日本の開戦支持
◆ 検証作業は愚行を繰り返さないため
◎セキュリティ・アイ(Security Eye)
・ 米大統領選にロシアが諜報戦を仕掛けた
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎ミリタリー・アイ(Military Eye)
・ 民主党副大統領候補は新型核ミサイルを支持(西恭之)
◎編集後記
・ 相模原事件をテロに置き換えてみると…

◇◆ 公表されたイギリスのイラク検証報告

Q:2016年7月6日、イギリスがイラク戦争に参戦したときの政府の意思決定過程や、その後の統治政策を検証した報告書が公表されました。今回は、これについて話を聞かせてください。

小川:「報告書をまとめたのはイギリスの独立調査委員会で、これは委員長の名前からチルコット委員会とも呼ばれています。検証には7年かかり、報告書の全文は260万語で、トルストイ『戦争と平和』の4倍の長さといいます。一言でいえば報告書は、イギリスは平和的な解決手段を尽くす前にイラクに侵攻した。そのとき軍事行動は最後の手段ではなかった、と結論しています」

●英のイラク参戦「最後の手段ではなかった」 検証報告書
(朝日新聞サイト 2016年7月6日)
http://www.asahi.com/articles/ASJ7561FRJ75UHBI01N.html



(小川和久)