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米国、ミサイル防衛用レーザーの開発を再開 – 『NEWSを疑え!』第594号(2017年6月19日特別号)

『NEWSを疑え!』第594号(2017年6月19日特別号)
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・米国、ミサイル防衛用レーザーの開発を再開
◎編集後記
・なだしお事件から29年…今昔の感(小川和久)

◇◆ 米国、ミサイル防衛用レーザーの開発を再開

 米国防総省ミサイル防衛局が、弾道ミサイルを発射直後の上昇段階(ブースト・フェイズ)で撃墜するための、空中発射レーザーの開発を再開する。

 米空軍のかつての実験機のYAL-1Aは、重量2.9トンのレーザー発生装置をボーイング747貨物機に搭載し、2010年2月には上昇中の液体燃料ミサイルを破壊する迎撃試験に成功した。レーザーはミサイルを切断するほど強力ではなく、液体燃料ミサイルの薄い外殻を加熱して劣化させることにより、飛行中にかかる力で破裂させた。

 しかし、YAL-1Aの酸素ヨウ素化学レーザーは、有効射程が数十キロしかなかったので、弾道ミサイルを発射する国の防空ミサイルの射程内で搭載機を飛行させる必要があった。このため、当時のゲーツ国防長官は、YAL-1Aは実用的でないとして、2011年に開発を中止した。



(小川和久)