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インドが「相乗り衛星」市場をリードする – 『NEWSを疑え!』第596号(2017年6月26日特別号)

『NEWSを疑え!』第596号(2017年6月26日特別号)
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・インドが「相乗り衛星」市場をリードする
◎編集後記
・米イージス艦、被害局限の教訓(小川和久)

◇◆ インドが「相乗り衛星」市場をリードする

 日本ではあまり報道されることはないが、インドは、「相乗り衛星」の市場で国際的な地位を固めつつある。相乗り衛星(ピギーバック衛星)は、大型ロケットの打ち上げ能力を利用して、本来のペイロードである大型衛星と一緒に小型衛星を打ち上げる方式だ。

 インドが相乗り衛星打ち上げの需要を取り込んでいるのは、費用の安さと、米政府による衛星輸出規制の柔軟な運用のおかげでもあるが、インド自身が地球観測衛星の太陽同期軌道への打ち上げに注力しているからだ。

 太陽同期軌道は、北極と南極の上空を結ぶ極軌道の一種である。太陽同期衛星は、同一地点の上空を毎日通過するが、衛星からその地点を見ると、太陽光の入射角が年間を通じて変わらないので、明るさや太陽熱といった観測条件も変わらない。したがって、太陽同期軌道は、可視光または赤外線で地表を撮影する衛星に適している。また、太陽電池パネルを常に太陽へ向けなければならない衛星にも適している。



(小川和久)