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ロシアはウクライナ軍に無人機搭載兵器をぶつける -『NEWSを疑え!』第1022号(2022年1月24日特別号)

『NEWSを疑え!』第1022号(2022年1月24日特別号)
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
 ・ロシアはウクライナ軍に無人機搭載兵器をぶつける
 (静岡県立大学グローバル地域センター特任准教授・西恭之)
◎編集後記
 ・Netflixシリーズ『新聞記者』の見方(小川和久)

◇◆ロシアはウクライナ軍に無人機搭載兵器をぶつける

 ロシアがウクライナ国境付近に展開した兵力と火力はウクライナ軍を大きく上回るものの、ウクライナへ侵攻した場合、ロシア軍にも多数の死傷者が出ることは避けられない。プーチン政権といえども国外での自国軍の損害に敏感なことは、2014年以後のウクライナ南東部の戦線における損害を隠していることや、シリアなどへ民間軍事会社の戦闘員を派遣していることからわかる。

 それゆえ、今のウクライナでも、できるだけ自律型・遠隔操作型の無人兵器を投入して自国軍の死傷者を減らすことが、ロシアにとって重要である。シリア内戦、リビア内戦、2020年のナゴルノ・カラバフ紛争では、トルコからバイラクタルTB2無人攻撃機とMAM精密誘導爆弾を与えられた側が、ロシアに支援された側を撃破しているが、ロシアもシリア介入当初からそのようなシステムの必要性を認識し、大小の無人機搭載兵器を開発している。

 1月8日付イズベスチヤ紙は、装甲車両を主な攻撃目標とする無人機搭載兵器を特集した記事を掲載している。ロシア軍はこれらを用いて、ナゴルノ・カラバフでアゼルバイジャン軍のバイラクタルTB2がアルメニア軍に対して行ったように、ウクライナ軍の防空システムを無力化してから装甲戦闘車両を攻撃することができる。



(小川和久)