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『NEWSを疑え!』第16号(2011年5月26日号)

『NEWSを疑え!』第16号(2011年5月26日号)
◎世界から嘲笑された日本の原発対テロ訓練
・まだ未完成、日本の重要インフラ防護
・ウィキリークスに暴露された美浜原発対テロ訓練のお粗末
・急げ、福島第1原発のテロ対策。標的としての順位は高い
◎セキュリティ・アイ:温暖化で急加速する北極海の資源争奪戦(主任研究員・西恭之)
◎ミリタリー・アイ:米国の後塵を拝する中国軍の衛星能力(主任研究員・西恭之)
◎今週の言葉:セプターカウンシル(CEPTOAR-Council)
◎編集後記:ハダカで会われたのですか?

ストラテジック・アイ(Strategic Eye):

◇◆世界から嘲笑された日本の原発対テロ訓練◆◇

国際変動研究所理事長 軍事アナリスト 小川和久

Q:5月上旬、新聞各紙は一斉にウィキリークスが公開した米外交公電の内容を報じました。日本原発警備なっていないとアメリカが強く懸念しており、2006~2007年に大使館が本国に打った公電にそれが出てくるというのです。福島第1原発への心配を強めた読者も少なくないでしょう。そこで今回は、重要インフラ防護についての小川さんの考えを、原発の警備も含めて聞かせてください。

小川:「多くの日本国民にとって、『重要インフラ』はまだピンとこない概念かもしれません。日本ではせいぜい、社会基盤のうちの重要なものという意味しかなく、インフラ整備といえばたいていが土木建設分野の話ですから、高速道路や橋などを思い浮かべる人も少なくないでしょう。しかし、重要インフラには、電力、情報通信、エネルギー、食糧、水、金融、運輸、地方自治体の行政、メディアなど、さまざまなものが入ります。一言でいえば、『その機能が失われ、破壊されれば、国防をはじめとする国家社会安全経済活動が途絶してしまうような(社会維持必須の)重要なインフラ』のことです。英語では「critical infrastructures」ですが、「critical=死活的に重要な」という意味を、まず頭に入れてください」

Q:アメリカで、重要インフラの概念が確立していった経緯は?