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『NEWSを疑え!』第20号(2011年6月9日号)

『NEWSを疑え!』第20号(2011年6月9日号)
◎ドクターヘリによる一点突破・全面展開で日本再生構想を描け
・急患、空きベッド、医師、最適な搬送手段──を自動的に選択する
・ドクターヘリ活用で医療費は大幅削減できる
・過疎地の医療の質を維持する簡易型遠隔医療システム
・ドクターヘリを実現した政治のリーダーシップ
◎セキュリティ・アイ:南シナ海を荒らす中国は国際法に無知?(主任研究員・西恭之)
◎ミリタリー・アイ:ずっと前から既定路線だった!オスプレイ普天間配備(主任研究員・西恭之)
◎テクノ・アイ:(主任研究員・西恭之)
1)MV22オスプレイ
2)沿岸海域戦闘艦(Littoral Combat Ship, LCS)
◎今週の言葉:「一点突破・全面展開」「君命も受けざる所あり」
◎編集後記:どこまでも懲りない面々

ストラテジック・アイ(Strategic Eye):

◇◆ドクターヘリによる一点突破・全面展開で日本再生構想を描け◆◇

国際変動研究所理事長 軍事アナリスト 小川和久

Q:東日本大震災避難生活者は依然として10万人規模。とりわけ、不便かつ慣れない環境での健康状態が気になります。小川さんは1995年の阪神・淡路大震災の直後から、ドクターヘリの分野で日本が先進国に圧倒的に遅れていると警鐘を鳴らしてこられた。ようやく2007年6月にドクターヘリ法(「救急医療用ヘリコプターを用いた救急医療の確保に関する特別措置法」)ができたものの、ドクターヘリが活動している都道府県はまだ半分以下。小川さんは都道府県がヘリを1機ずつそろえる話ではなく、ドクターヘリを有力な突破口として日本に国民生命第一とする社会を構築する大構想を描くべきだ、と提案されていましたね。今回は、この構想について聞かせてください。

小川:「私は、ドクターヘリの導入を推進するときのキーワードは『一点突破・全面展開』だと、繰り返してきました。ヘリを持ちさえすればよいのではない。ドクターヘリ全国配備の推進を突破口として、国民生命危機など無関係のごとくに棲息する行政縦割り構造を打破し、安全安心できる高度福祉国家・日本をつくっていく必要がある。そのグランドデザインこそ描かれるべきだ、ということです」

「ドクターヘリ導入を突破口として描くべきグランドデザインで提案の第1段階とすべきは、救急医療、少子化、医療過疎に対する国民の危機感に回答を示すことです」