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『NEWSを疑え!』第32号(2011年7月21日号)

『NEWSを疑え!』第32号(2011年7月21日号)
◎北朝鮮特集(第2回)──知っていますか?北朝鮮の核開発は「2本だて」
・パキスタンの協力で既に濃縮ウラン型原爆を実戦配備
・『金王朝』存続をアメリカとサシで話したい
・北朝鮮の脅威を煽るのは利敵行為と同じ
◎セキュリティ・アイ:米国防総省サイバー戦略、公開部分はほんの一部(主任研究員・西恭之)
◎ミリタリー・アイ:問われる対台湾F16輸出の本気度(主任研究員・西恭之)
◎テクノ・アイ:ミサイル追跡艦(主任研究員・西恭之)
◎今週の言葉:ノドン、ムスダン、テポドン
◎編集後記:マドリードのヨロイ

ストラテジック・アイ(Strategic Eye):

◇◆北朝鮮特集(第2回)──知っていますか?北朝鮮の核開発は「2本だて」◆◇

国際変動研究所理事長 軍事アナリスト 小川和久

Q:今回は北朝鮮特集の第2回です。前号の最後で、次は特殊戦能力を取り上げると予告したのですが、読者の皆さんの関心に応える順番としては、核兵器と弾道ミサイルの開発を先にすべきだということになりました。ご了承ください。ということで、前回の冒頭に話が出た「非対称型の軍事力」のうち、核兵器と弾道ミサイルをめぐる問題を解説してください。

小川:「最初に核兵器から見ていきましょう。韓国国防部が2010年12月に発表した『国防白書2010』は、戦略兵器のうち核開発の現状を、次のように分析しています」

【戦略兵器を確保するため北朝鮮は、核、弾道ミサイル、化学・生物兵器を継続して開発している。北朝鮮は、1960年代に寧辺(ニョンビョン)に核施設を建設し、1970年代には核燃料の精錬・変換・加工技術を集中的に研究した。1980年代以降、5メガワット原子炉を稼働して得た使用済み核燃料棒を2009年までに4回にわたって再処理し、約40キログラムのプルトニウムを確保したものと推定される。2006年10月と2009年5月に核実験を実施した。2009年4月の外務省代弁人声明を通じてウラン濃縮を示唆した以降、2010年11月ウラン濃縮のため遠心分離機約2000基を稼働中であると主張したことをみると、高濃縮ウラン計画を推進中であると推定される】(韓国『国防白書2010』)