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『NEWSを疑え!』第76号(2011年12月26日号)

『NEWSを疑え!』第76号(2011年12月26日号)
◎ストラテジック・アイ-1:米国の新戦略はミサイル交渉で北朝鮮を軟着陸に誘導?(国際変動研究所主任研究員 西恭之)
◎ストラテジック・アイ-2:知っていますか?北朝鮮の核開発は「2本だて」──北朝鮮特集(2)(国際変動研究所理事長 小川和久)
・パキスタンの協力で既に濃縮ウラン型原爆を実戦配備
・『金王朝』存続をアメリカとサシで話したい
・北朝鮮の脅威を煽るのは利敵行為と同じ
◎編集後記:マスコミが伝えないF35情報(小川和久)

◇◆米国の新戦略はミサイル交渉で北朝鮮を軟着陸に誘導?◆◇

国際変動研究所主任研究員 西 恭之

 金正日総書記が死去するのを見越したかのように、この11月20日、11年間にわたって中断されていた米国と北朝鮮のミサイル交渉再開に向けた戦略的提言『北朝鮮とのミサイル交渉』が発表され、米朝間に新たな動きが生まれるのではないかと注目を集めている。

 執筆した5人の米国人専門家のうち筆頭著者のジョエル・ウィット氏は、1995年から2002年まで米国務省で枠組み合意の実施を担当し、その後も北朝鮮外務省などと交流を続けてきた。しかも9月には、2000年の米朝ミサイル交渉の責任者を務め、ウィット氏の上司だったウェンディ・シャーマン氏が、国務省ナンバー3の次官(政治担当)に就任している。

 それだけに、提言は核兵器とミサイルの開発について北朝鮮当局が抱いている思惑について、金正日総書記が正恩氏への権力継承を進める過程を通して仔細に観察しており、北朝鮮のソフトランディング(軟着陸)への道筋を示す現実的な内容となっている。