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『NEWSを疑え!』第105号(2012年4月9日特別号)

『NEWSを疑え!』第105号(2012年4月9日特別号)
◎テクノ・アイ:北朝鮮の弾道ミサイルの「哺乳瓶型」弾頭はイランの技術(主任研究員・西恭之)

◎編集後記:ちょっと自慢します。『NEWSを疑え!』の分析力(小川和久)

◎テクノ・アイ(Techno Eye):

北朝鮮の弾道ミサイルの「哺乳瓶型」弾頭はイランの技術(主任研究員・西恭之)

 日本では限られた専門家しか話題にしていないが、北朝鮮は弾道ミサイルの命中精度を向上させる技術をイランから導入し、日本を射程に収めるミサイルで実用化している。それは、円錐形が普通だった弾道ミサイル先端の再突入体(弾頭)を、円錐台の上に円筒と円錐を重ねた哺乳瓶のような形に変えるものだ。

 1990年代半ば、イランは北朝鮮からノドンを輸入し、シャハブ3号と命名した。シャハブ3号は、1トンの弾頭を搭載した場合の射程は950キロ未満。イスラエルを射程圏内に置くことができなかった。


ガドル・ミサイル(ファルス通信、2009年9月22日)

 そこでイランは2002年までに、エンジン以外についてシャハブ3号を大幅に改良し、固体燃料型の第2段を加えたガドル・ミサイルを開発、2004年8月、試射にこぎ着けた。弾頭重量750キロの場合の射程は、イスラエルを圏内に収める1600キロとされる。

 ガドルの先端は円錐台の上に円筒と円錐を重ねた哺乳瓶のような形で、先端が円錐形のシャハブ3号(ノドン)とは明らかに異なっている。