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『NEWSを疑え!』第108号(2012年4月19日号)

『NEWSを疑え!』第108号(2012年4月19日号)
◎小川和久の少年自衛官時代(その2)
・『朝日ジャーナル』『共産党宣言』も読んでいた
・行軍で歌った『大山将軍』や『安城の渡し』
・ヒコーキ初体験でキリモミをやられた!
◎セキュリティ・アイ:国境紛争に苦しむ南スーダン(主任研究員・西恭之)
◎ミリタリー・アイ:ミサイル防衛の弱点を補うブースト迎撃(主任研究員・西恭之)
◎編集後記:北朝鮮「ICBM」???その読み方

ストラテジック・アイ(Strategic Eye):

◇◆小川和久の少年自衛官時代(その2)◆◇

国際変動研究所理事長 軍事アナリスト 小川和久

Q:3月29日のメルマガ(第102号)で小川さんの少年自衛官時代の話を聞きました。4年間の課程のうち前期2年間が武山(横須賀)の生徒教育隊で、1年目は自衛官としての教育・訓練と高校普通科3年分の教育が半々、2年目は自衛官としての教育・訓練と工業高校(小川さんの場合は電子工学科)3年分の教育が半々、後期2年間の1年目は職種学校、2年目は部隊実習でしたね。とくに前期2年間はたいへんな詰め込み教育だったこと、日曜の外出が楽しみだったことなど、あれこれうかがいました。

 そこで、一つ聞いておきたいのは、少年自衛官たちは厳しい精神教育を受け、たとえば皇国史観のようなものを植えつけられることはなかったのですか?というのは、「戦前の日本軍がやったことは、すべて米ソ中の陰謀にはめられた結果であり、日本は全然悪くない」と主張してクビになった航空自衛隊のトップがいました。税金を使って、高1や高2くらいの若者にあんな考えを吹き込まれては困りますからね。

小川:「そんなことはありませんでしたね。意外かもしれませんが、自衛隊はリベラルな組織です。これについては、自衛隊を誤解している人が少なからずいるようです。自衛隊では若いうちから精神教育を叩き込み、皇国史観で凝り固まった右翼の総本山のような場所になっているのでは、という見方ですね。いまから50年ほど前の時点でも、そんなことは全くと言っていいほどなかった。これは断言できます」