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『NEWSを疑え!』第117号(2012年5月24日号)

『NEWSを疑え!』第117号(2012年5月24日号)
◎なぜ自衛隊は大災害にも動けるのか?
・県庁の組織は典型的な「平時型」
・大災害は「奇襲」ーー対処を可能にする「決心」という訓練
・有事を前提ーー自衛隊の司令部組織とは?
◎セキュリティ・アイ:パキスタンはNATO首脳会議で完全に黙殺された(主任研究員・西恭之)
◎ミリタリー・アイ:大統領選の余波を受ける米海軍の脱石油戦略(主任研究員・西恭之)
◎編集後記:やられっぱなしはダメ。触られたら手首を掴もう。

ストラテジック・アイ(Strategic Eye):

◇◆なぜ自衛隊は大災害にも動けるのか?◆◇

国際変動研究所理事長 軍事アナリスト 小川和久

Q:小川さんは、静岡県の川勝平太知事に招かれ、県の危機管理能力を改善する実施計画を策定するための作業に取り組んでいると聞いています。すでに静岡県、和歌山県、東日本大震災の被災地である宮城県と仙台市、岩手県などでヒアリングを重ねたそうですね。

 メルマガ第110号(2012年4月26日号)の編集後記で小川さんは、「今回の一連の聴き取りで思いを一層強くしたのは、これまでの政府や自治体の危機管理組織のあり方では国民の生命・財産を守れないということです。東日本大震災において、自衛隊があれほどの活動ぶりを見せたのは、なにを隠そう、『有事型』の組織だったからにほかなりません。これに対して、政府と自治体の危機管理組織なるものは『平時型』の組織に『危機管理』や『災害対策』という修飾語をつけただけのものです」と書いている。

 今回はこの「有事型」組織と「平時型」組織についての考えを聞かせてください。