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『NEWSを疑え!』第125号(2012年6月21日号)

『NEWSを疑え!』第125号(2012年6月21日号)
◎民間軍事会社PMCとは?──自衛隊アウトソーシングで考える
・発祥は南アのエグゼクティブ・アウトカムズ社
・直接戦闘、ロジスティクス、コンサル
・自衛隊はアウトソーシングできない分野を主張せよ
◎セキュリティ・アイ:パンデミックに備える米国、自覚のない日本…(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎ミリタリー・アイ:米軍はアフリカで航空偵察を民間軍事会社に外注(西恭之)
◎編集後記:野田さん、安全なら乗ってみせてね

ストラテジック・アイ(Strategic Eye):

◇◆民間軍事会社PMCとは?──自衛隊アウトソーシングで考える◆◇

国際変動研究所理事長 軍事アナリスト 小川和久

Q:2008年秋のリーマン・ショックこのかた、世界的な大不況が続いています。財政事情は悪化し、先進国ほど軍事費や兵員の削減を進めています。軍隊では民間企業と同じようなアウトソーシング(業務の外部委託)が進み、海外では民間軍事会社が存在感を増しています。自衛隊も例外ではありません。今回は、民間軍事会社について教えてください。

小川:「軍隊におけるアウトソーシング(outsourcing)は世界的な流れで、PMC(Private Military Company)と呼ばれる民間軍事会社の担う業務が増えています。日本の自衛隊でも、『平成17年度以降に係る防衛計画の大綱について』(2004年12月10日に安全保障会議決定・閣議決定)以来、防衛省・自衛隊の総人件費削減や隊員削減が進められており、アウトソーシングが広がっています」

「ここで、まずお話ししておかなければならないのは、自衛隊が進めるアウトソーシングにはやや形式的、機械的な側面があり、その結果、自衛隊の現場では業務に支障をきたす事態も起こっている、という問題です」