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『NEWSを疑え!』第126号(2012年6月25日特別号)

『NEWSを疑え!』第126号(2012年6月25日特別号)
◎テクノ・アイ:インドが開始した化学・生物・放射性物質のセキュリティ(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎編集後記:これが「普通の国」がやることだ(小川和久)

◎テクノ・アイ(Techno Eye):

インドが開始した化学・生物・放射性物質のセキュリティ(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)

 インドの有力シンクタンク・オブザーバー研究財団と英国の王立統合軍防衛研究所(RUSI)は6月14日、共同で研究した報告書『化学・生物・放射性物質――セキュリティリスクとインドに対するテロの脅威の分析』を発表した。

 報告書は、インド国内でテロリストが兵器転用目的で入手を狙っている放射性物質、化学物質、細菌等の生物について、インド政府と産業界のセキュリティの穴を指摘し、改善策を提言している。報告書が指摘した問題点の中には、日本がまだ対応していないものもあり、この分野のセキュリティについてインドはアジアの先頭集団に顔をのぞかせたと言える。

 経済大国化とともに放射性物質、化学物質、微生物の利用が増加しているインドでは、その一方で2008年11月のムンバイ同時多発テロのようなイスラム過激派のテロの脅威にさらされている。毛沢東主義ゲリラ「ナクサライト」も、インド東部のビハール州からアンドラ・プラデシュ州にかけての5州の農村地帯で、治安部隊や公共施設を襲撃している。これらのテロ組織は、大量破壊兵器を獲得すると公言してはばからない。


ゲリラ「ナクサライト」は主に中部の黄色の地域で行動している
(外務省海外安全ホームページ)