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『NEWSを疑え!』第132号(2012年7月19日号)

『NEWSを疑え!』第132号(2012年7月19日号)
◎外務省情報組織職員自殺事件――その読み方
・尖閣沖中国漁船衝突事件の映像流出が海保に落とした影
・朝日新聞はなぜ、貨物船を空撮できたか
・世界の情報機関はメンタル面のスキを狙う
◎セキュリティ・アイ:ロシアの水害がプーチンの足もとを揺さぶる?(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎ミリタリー・アイ:シリアに急行しないロシア艦隊の謎(西恭之)
◎編集後記:冗談だろう、構造線の上の原発なんて

ストラテジック・アイ(Strategic Eye):

◇◆外務省情報組織職員自殺事件――その読み方◆◇

国際変動研究所理事長 軍事アナリスト 小川和久

Q:海上保安庁から出向していた外務省第二国際情報官室の男性企画官(47歳)が2012年6月20日、千葉県茂原市内で死亡していたことが同省や捜査関係者の話で明らかになりました。テレビや新聞は6月25~26日に、事件性はなく自殺と見られること、中国が北朝鮮に新型弾道ミサイルの移動式発射台を輸出していた問題が報道された件で、同職員の関与が疑われた形跡があることも伝えました。今回は、この問題についての考えを聞かせてください。

小川:「新聞記事としては小さな扱いでしたが、自殺が報じられた外務省職員は、海上保安庁の職員で、優秀と認められて外務省に出向となり、国際情報統括官組織(Intelligence and Analysis Service)に配属されていました。この間、マスメディアに重要な情報が漏洩したということで、外務省で聞き取り調査がおこなわれ、彼もその対象となっていました。自殺したことは確かですが、遺書などは残されていないようです」

【資料:外務省の国際情報統括官組織】(外務省ホームページによる)
●課室名・業務内容
第一国際情報官室(First Division)……情報の収集に関する総括。科学的情報収集。大量破壊兵器の開発・配備問題に関する情報収集・分析・調査。
第二国際情報官室(Second Division)……情報の分析に関する総括。国際テロ、大量破壊兵器の拡散問題、安全保障を始めとするグローバルな課題及びアフガニスタン・南西アジアに関する地域情勢の情報収集・分析・調査。
第三国際情報官室(Third Division)……東アジア、東南アジア、大洋州地域に関する情報の収集・分析・調査。
第四国際情報官室(Fourth Division)……欧州、中央アジア・コーカサス、米州、中東(アフガニスタンを除く)、アフリカ地域に関する情報の収集・分析・調査。