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『NEWSを疑え!』第135号(2012年7月30日特別号)

『NEWSを疑え!』第135号(2012年7月30日特別号)
◎テクノ・アイ:米軍はペルシャ湾に軍用イルカと軍用アシカを投入(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎編集後記:おかしいぞ、米国の第三者委員会の報告書(小川和久)

◎テクノ・アイ(Techno Eye):

米軍はペルシャ湾に軍用イルカと軍用アシカを投入(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)

 9月16日から27日まで、日米など約20カ国が参加して、ペルシャ湾など中東沿岸で対機雷戦共同演習(IMCMEX 2012)が行われる。

 演習を主催する米海軍は、保有する掃海艦14隻のうち8隻をバーレーンに集結させ、イランによるホルムズ海峡の機雷封鎖に備えているが、その陰で、イルカとアシカによる「秘密戦」が戦われていることは、ほとんど知られていない。

 機雷など水中武器の敷設・展開と処理については、もっぱら話題になるのはハイテク装備だが、米海軍は1980年代からイルカとアシカを対機雷戦とフロッグマン(水中工作員)対策の戦力としてペルシャ湾に配備してきた。そして、イランもまた2000年に旧ソ連の軍用イルカを引き取っていたのだ。

 専門的には「反響定位」と呼ばれるが、イルカは自分が発した音の反響を聴くことによって、周囲の物体の位置関係を知る能力を備えており、その機雷探知能力は艦船が搭載するソナーよりも優れているとされる。特に海底に埋設された機雷は、米海軍が建造中の沿海域戦闘艦(LCS)搭載用に開発中の水中ロボットが実用化されるまでは、イルカしか探知できない。


標識を運ぶイルカ(米海軍海洋哺乳類プログラムのサイトより)