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『NEWSを疑え!』第140号(2012年8月20日特別号)

『NEWSを疑え!』第140号(2012年8月20日特別号)
重装備は無人車両とロボットにお任せ――新時代の米軍歩兵(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎編集後記:「手の内を明かす」? とっくに明かしてるくせに(小川和久)

◎テクノ・アイ(Techno Eye):

重装備は無人車両とロボットにお任せ――新時代の米軍歩兵(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)

 豊富な物量に支えられていると言えば聞こえがよいが、その実、米軍(陸軍と海兵隊)の歩兵は驚くほどの重装備を身につけて行動するはめになっている。武器弾薬、防弾チョッキ、無線機、電池、飲料水、戦闘糧食…。

 米陸軍教訓センターが2003年にアフガニスタンで行なった調査によると、車両による補給が可能な地域で48‐72時間にわたって計画的に行軍する場合、最も負担の大きな60ミリ迫撃砲分隊長は平均58キログラム、軽装備とされる小銃小隊軍曹でも平均41キログラムの重装備を身につけている実態が明らかになった。

 この調査をもとに、同センターは同一条件での個人装備品を33キロ以下にするよう提言したが、10年目に入った現在も実現していない。

 そのような過酷な状態から兵士を解放し、戦闘任務に集中できるよう、米軍は直接的な戦闘に必要のない装備品を載せて、歩兵に同行する無人車両とロボットの開発を進めている。